資格なしでも就労OK!図書館バイトを始めて本の世界に飛び込もう!
子どものころ、大好きな本を読みに図書館にこもった思い出はありませんか?
図書館で本を開けば、そこは魔法の世界。図書館に並ぶ本たちはそれぞれの物語に私たちを連れて行き、現実世界のイヤなことも忘れさせてくれます。
最近では、図書館のあり方自体が見直されています。それは図書館の“第3の場”としての役割。自宅でもなく学校でもない、いわば新しい私たちの居場所です。 神奈川県・鎌倉市図書館が「学校が始まるのが死ぬほどつらい子は、学校を休んで図書館へいらっしゃい。」とツイートしたことも大反響を呼びましたよね。
このように昔から馴染みがあり、いつでも誰でも優しく迎えてくれる図書館。市区町村や大学によってその規模や特色は様々です。
東京都で最も大きな図書館は港区の東京都立中央図書館、秋田県の国際教養大学の図書館は美しい内装で、なんと24時間開館しています。そんな図書館で、資格がなくてもバイトができることはご存知でしたか?
図書館バイトってどんな仕事?
図書館のバイトと聞くと、カウンターでの本の貸出・返却、図書棚の整理など比較的単純な作業が思い浮かぶかもしれません。 確かにそのような業務が中心にはなってくるのですが、他にも予約された本の手配、新しく入ってきた本のレビュー作成など、その業務は多岐にわたります。
さらに、図書館内の簡単な案内や、本の探索、調べ物に対するアドバイスなど、実際の利用者を相手にする仕事も含まれています。
とはいっても、1人ですべての業務をこなすのではありません。基本的には担当する業務が決まっているようなので、バイトを始めるときに確認するとよいでしょう。
図書館ではどんな人が働いている?
図書館で働いている人も多種多様。将来、図書館司書になることを夢見て働いている人もいれば、ただ図書館が好きだからという理由で働いている人もいます。
また年齢層も幅広く、学生から主婦まで様々なバックグラウンドをもった人が働いています。ほとんどの図書館は終業時間が早く残業もないため、朝早くから授業がある学生や、家事・育児をこなすお母さんたちが安心して働ける環境が整った職場といえるでしょう。
資格なしでも働くことができる!
図書館で働くってことは、司書資格が必要なんじゃないの?と思いますよね。実は、図書館バイトにおいて、司書資格は必要とされていません。 実際に図書館で働いてみると、司書資格をもっている人の割合が少ないということが多々あります。
静かな環境で働きたい、本が好き、整理が得意など、小さなキッカケで働き始めることができるバイトなのです。
また、図書館といっても市立図書館だけでなく、学校図書館や大学図書館のバイトに応募することができます。異なる種類の図書館を体験して、その違いを楽しむのもいいかもしれませんね。
落ち着いた図書館での時間を提供しよう
図書館で働くということはあまり馴染みのないことかもしれませんが、バイト探しの際のいち候補として、もっと気軽に考えてみてもいいのかもしれません。
毎日がせわしなく過ぎる現代だからこそ、図書館という優しい空間で働いてみてはいかがでしょうか?