バイト求人でまともな人が来ない理由と対策!いい人を採用できる会社の特徴

「なんでうちの会社はまともな人から応募が来ないんだ……」と頭を抱えていませんか?
応募が来てもマッチする人材がいなくて採用コストばかりかさむ、いい人を採用できたと思ってもすぐに辞めてしまうっといった問題は、すぐにでも対策を取らなければならない課題です。
アルバイトやパートの求人を出しても御社が求めるような人材が集まらないのは何らかの理由があります。今すぐ原因を突き止めて対策を練りましょう。
この記事では、まともな人から応募が来な理由と対策を解説。合わせて、いい人がすぐに辞めてしまう “人材流出問題” と、求める人材から応募を集められている会社の特徴を紹介していきます! 採用活動がうまくいかない原因を今すぐ突き止めて改善を図りましょう!
【目次】
1. まともな人から応募が来ない理由と対処方法
2. いい人を採用してもすぐ辞めてしまうときの対策
3. いい人を採用できる会社の特徴とは
4. まとめ
まともな人から応募が来ない理由と対処方法

まともな人から応募が来ないと悩んでいる採用担当者は少なくありません。事実、当サイトを運営する『おすすめディスカバイト』にも「こんな人からの応募を増やしたい」といった相談はあとを絶ちません。求めている人物像とマッチしない、応募者が少なくて選べない、不足している層からの応募がないなど、さまざまな悩みがあると思います。
この章では、御社が求める人材からの応募が少ない理由と対処方法を解説。なぜいい人が来ないのか理由がわかれば対策が取れます。ひとつずつチェックしてみてください。
▼理由①:応募のハードルが高い▼
御社とマッチする人を採用するにはいろんな人に応募してもらうことが大切です。しかし、求人広告に掲載している応募条件のハードルが高いとたくさんの応募を集められません。特にアルバイトやパートを募っている場合、応募ハードルが高いと応募者が集まりづらいでしょう。
■対処方法
御社に合ういい人を採用したいなら、応募の段階でふるいをかけるより、面接でふるいにかけたほうがよいのではないでしょうか? 少ない応募者から選ぶより、応募ハードルを下げてたくさんの応募者から選りすぐりを見つけるほうが満足のいく採用ができます。
特に働き手が少ない地方で応募ハードルを上げてしまうと、該当者の数が少ないのでなかなか応募が集まりません。エリアごとに応募率を出して条件を調整するのもひとつの手でしょう。
資格が必要な仕事では、入社後に資格取得ができる環境を用意するのもあり。即戦力だけにこだわらず、成長見込みのある人を採用するという方法も検討してみてください。人手不足になってから教育していくのは難しいので、期間に余裕をもって求人を出すことも大切です。
▼理由②:3Kのいずれかに該当するイメージがある▼
労働条件がよくても “3K” と言われる “きつい” “汚い” “危険” イメージのあるバイト先は嫌われがち。ほかのバイトでも雇ってもらえる見込みのある人は避けてしまう可能性があります。
■対処方法
イメージを良くするためにはPR写真が効果を発揮するでしょう。楽しそうに仕事するスタッフ写真やおしゃれな制服、きれいな設備の写真などで「思っていたよりいいイメージだ」と好転させられれば、応募者の幅が広がる可能性があります。今よりもいろんなタイプの応募者からエントリーされるようになれば、御社にマッチする人材を見つけやすくなるでしょう。
写真以外にもテキストでアピールすることも可能です。とはいえ、時間をかけて読まなければならないテキストよりも一瞬でイメージを膨らませられる写真のほうが興味を引けます。テキストでアピールする場合は、見出しや文章の冒頭など目につきやすい箇所に注力してください。
▼理由③:求める人材に刺さる求人広告になっていない▼
「まともな応募者が来ない」という悩みのなかには、「求めている人材からの応募がない」というケースがあります。
たとえば、長期で安定して働ける主婦や主夫からの応募を待っているのに、就職を控えている(すぐ辞めることがわかっている)学生からの応募が目立つなどです。とはいえ、「主婦・主夫のみ募集中!」といった表現は求人広告に書いてはいけない “NGワード” 。法律違反になります。では、求める層からの応募を増やしたいときはどうするべきでしょうか?
■対処方法
求める人材層が決まっている場合は、その層に向けた求人広告を作成する必要があります。つまり、万人受けではなくターゲット層が魅力を感じるように “求人広告の差別化” が必要ということ。ターゲット別に目を引きやすいアピールポイントの例を考えてみました。
- 学生の応募者を増やしたい
●放課後を活かして働ける勤務時間
●学業と両立できる柔軟なシフト対応
●夏休みや年末年始だけの短期勤務OK
●友だちと応募可
- 主婦・主夫の応募者を増やしたい
●短時間勤務OK
●保育園のお迎えに間に合う勤務時間
●扶養内勤務OK
●夏休みや年末年始は長期休暇の申請可能
- フリーターの応募者を増やしたい
●勤務時間の多様性
●髪色自由/ネイルOK
●長期/短期勤務の選択可
●正社員登用有り
おすすめディスカバイトでは一定の条件を満たせば、求人広告のプロが御社に代わってターゲット層別の原稿を作成します。費用は無料。詳しくはおすすめディスカバイトの企業様向けページをご確認ください。
▼理由④:使っている求人サイトが合っていない▼
外部の求人サイトを利用しているけどまともな応募者が来ないという場合は、その求人サイトのメインユーザーと御社の希望する人材がマッチしていない可能性があります。
■対処方法
求人サイトにはそれぞれ以下のような特徴や強みがあります。
・学生ユーザーが多い
・主婦や主夫のユーザーが多い
・シニア層のユーザーが多い
・留学生など外国人ユーザーが多い
・有資格者のユーザーが多い
・地方のユーザーが多い
いろんなサイトを実際に使って比較する、担当者へ問い合わせor資料請求をするなどして、御社にあった求人媒体を探ってみてください。
ちなみにおすすめディスカバイトは20~30代のユーザーがメイン。それに加え、10~60代の幅広い年齢層の方が利用しています。詳しくは企業様向けページのよくある質問をご覧ください。
▼【番外編】採用内定者に辞退される原因▼
応募者のなかにいい人材がいても採用を辞退されてしまう……という場合は、早急に面接環境や求人広告の内容の見直しが必要。以下のような原因が考えられるからです。
・面接官の対応が悪い
・面接会場が不衛生
・求人情報と面接時に受ける説明が異なる
上記はどれも応募者が不信感を抱く要因になります。慎重なタイプほど採用されても辞退を検討するでしょう。辞退せずに勤務を開始してくれたとしても、ほかのアルバイトが見つかれば辞めてしまう可能性もあります。
第一印象が大切なのは応募する側も採用する側も同じ。一度悪い印象を与えると、そのイメージを払拭するには時間がかかります。いい人材を採用して長く勤めてもらう第一段階として、上の箇条書きに当てはまる点があれば早急に改善してください。
上に当てはまらないのにいい人材がすぐに辞めてしまうケースは次の章で改善策を解説していきます。
いい人を採用してもすぐ辞めてしまうときの対策

能力のありそうな人を採用しても戦力として成長する前に辞めてしまうというケースも採用担当者が頭を抱えるポイント。原因は職場環境、または人間関係の悪さが考えられます。
2017年、おすすめディスカバイトではバイトを辞めた理由のアンケートを取ってその結果をまとめました。

参考:おすすめディスカバイト「上司・会社との関係悪化を理由に辞める人が大多数……バイトの人材流出の原因はコレだ!」
バイトを辞める原因1位は正社員として就業先が決まったという理由でしたが、下記の理由もトータルすると相当数集まりました。
・上司と合わなかった
・仕事が合わなかった
・同僚と合わなかった
・いじめがあった
仕事熱心で真面目な人ほど、職場に不信感を抱くと辞めてしまうのではないでしょうか?
最も危惧するべきは、店長などの責任者がアルバイトスタッフの信頼を得られていないケース。最悪の場合、スタッフが一斉に辞めて営業できなくなる恐れがあります。
アルバイトやパート従業員の離職率が高い場合、働きやすさや人間関係の調査を行ってください。改善点が見つかれば、スタッフがすぐに辞めてしまうことがなくなるかもしれません。
ほかにも、人材流出を防ぐには以下のような対策が考えられます。
●各店の責任者へ改めてマネジメント教育をする
→スタッフとの付き合い方を見直してもらうきっかけにする
●専門の新人教育係を派遣する
→先輩スタッフは自分の仕事に集中できて負担が減り、新人は頼れる人が明確で安心する
●アルバイトやパート従業員が相談しやすい窓口を設置する
→社内に不満を吐き出せる相手や味方がいると精神衛生が良くなる
特に働き始めの印象が悪いとさっさと退職する判断を下す人もいます。何事も初めが肝心。新人スタッフが安心して働き始められる環境を整えておきましょう。
いい人を採用できる会社の特徴とは

いい人材をどんどん採用できる会社はどういった特徴があるのでしょうか? いい人を採用できる/できないの分かれ目は求人広告の内容にあります。おすすめディスカバイトの “中の人” が応募率や採用率が高い企業を分析し、どのような特徴があるか考察しました。
▼働きやすい職場環境をアピールできている▼
働きやすさをアピールできている会社には、その条件に惹かれて多くの応募者が集まります。応募者がたくさんいるということは、そのなかから能力が高そうな人や成長を期待できる人、マッチしそうな人を選べるということ。結果、いい人材をどんどん採用できます。
働きやすい環境といっても万人受けする必要はありません。たとえば主婦や主夫層の採用を増やしたい場合、その人たちが働きやすいシフトや制度をアピールすればよいのです。
欲しい人材に合わせて働きやすい職場環境をアピールすることで、御社にマッチしたいい応募者が集まるのではないでしょうか。
▼求職者に魅力が伝わる求人情報になっている▼
あまり時給がよくない、通勤しづらいといった悪条件だとしても、求職者が魅力を感じれば応募が集まります。
たとえば、かわいい制服を着られてトレンドのドリンクを提供するカフェは時給が最低賃金ラインでもおしゃれ好きな人からの応募が見込めるでしょう。英語力を活かして働ける職場は多少通いづらい場所にあっても語学勉強中の学生や留学経験のある人など特定の人の心に刺さりやすい傾向にあります。
また、仕事内容で魅力をアピールすることもできます。過去には以下のツイートが話題になりました。
本当にあった、
— 黒田真行◆採用100年史から読む 人材業界の未来シナリオ (@damadama777) February 14, 2020
蕎麦屋の「そば打ち職人」の
求人広告のキャッチコピー。
掲載1回目
「創業120年、愛され続ける老舗です」応募0名
掲載2回目
「遠方からのお客様も多い人気のお店です」応募0名
掲載3回目
「一日中誰とも話さなくていい仕事」応募50名
→いい人が採用できました!本当にありがとう!
「真面目に働ける人を歓迎している」といった会社目線のメッセージではなく、求職者の目線に立った言葉を使うことで働くイメージが膨らんだのでしょうか。結果、口下手ではあるけど真面目な人たちから応募が集まったそうです。
どんな人が欲しいとアピールするよりも、欲しい人材にとって魅力を感じられる言葉を伝えることが大切。自然と御社にとって欲しい人材からの応募が増える可能性があります。
まとめ
求める人材の集め方について解説してきました。改めてこの記事で紹介した内容を振り返ります。
- まともな人から応募が来ない理由と対処方法
●応募のハードルが高い
→エリアごとに応募率を出して応募条件を調整する。
●3Kのいずれかに該当するイメージがある
→PR写真で悪いイメージを払拭し興味をもってもらう。
●求める人材に刺さる求人広告になっていない
→ターゲット層が魅力を感じるように求人広告の差別化が必要。
●使っている求人サイトがあっていない
→いろんな求人サイトを比較して自社に合ったサービスを利用する。
- いい人を採用してもすぐ辞めてしまうときの対策
●各店の店長へ改めてマネジメント教育をする
●専門の新人教育係を派遣する
●アルバイトやパート従業員が相談しやすい窓口を設置する
- いい人を採用できる会社の特徴
●働きやすい職場環境をアピールできている
●求職者に魅力が伝わる求人情報になっている
いかがでしょうか。記事内で紹介したおすすめディスカバイトは大手だけでなく中小企業の導入実績も多数。初期費用や固定費などは一切かからず、採用課金型のアルバイト求人サイトでは業界最安値クラスです。採用した人が初出社するまで費用が発生しません。累計登録会員数が800万人を超えるポイントサイト『モッピー』と連携して集客を行っています。詳しくはおすすめディスカバイトをご覧ください!