ただの居酒屋バイトじゃつまらないあなたに! ビジネス街の和風居酒屋で、もてなす心を磨こう
代表取締役/利根川 伊和男(とねがわ いわお)
創業/1982年1月29日
所在地/〒141-0031 東京都品川区西五反田2-28-10 FP五反田ビル4階
最寄り駅/五反田駅
大衆酒場「うまいっしょ匠」、「創作ダイニング・土間」「旬彩遊膳・彩」など、東京圏内に20店舗の飲食店を経営。時代のニーズに合わせながら次々と新しい飲食ブランドを展開している。
※本文内の対象者の役職はすべて取材当時のものとなります。
バイト未経験でも問題ナシ! オイシイ「まかない」つき! まずは簡単な作業から始めよう
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―緒方さんはエイペックスに新卒入社されたそうですね。なぜ、エイペックスに入社しようと思ったのでしょうか?
高校生の時に居酒屋でアルバイトをしていた経験があったので、同じ職種の会社に入ろうと思いました。高校生でしたし、あまり深く考えていませんでしたけど(笑)でも接客業は好きでしたので、ご縁があったエイペックスでがんばろうと思いました。
―なるほど。では、アルバイトさんの一日の業務の流れを教えていただけますか?
基本的にランチタイムの場合は12時~15時、夜の場合は18時~23時45分までです。夜の場合ですと、20分間の休憩と、無料のまかないがつきます。
―まかないは、嬉しい特典ですね! 「彩」のバイトスタッフさんはどのようにポジションが分かれていますか?
ホールとキッチンで分かれています。ホールはドリンクづくりの担当のほか、料理を運んだりオーダーを取るなど接客担当の人がいます。キッチンは調理や洗い場担当のバイトさんがいます。
―採用面で、望んでいる人材像はありますか?
やはり元気な人がいいですね! 仕事に対する意欲を見せてくれるほうが、こちらも教えがいがあります。
―接客未経験の方の応募も多いですか?
はい、そうですね。
―未経験の方でも問題ありませんか?
はい、まったく問題ないです。誰でも最初はわからないですし、基本的なことからきちんと教えます。
といっても、仕事そのものは難しいことではありません。自分がお店に行って接客された時のことを思い起こしながら、マネしてみるでもいいですよ。
―バイトの面接では応募者の、特にどんなところを見ていますか?
やはり、パッと見て元気なオーラが出ていれば(笑)。一目見てがんばってくれそう、続けてくれそうだと思えるかどうかですね。
―では逆に、お断りしてしまう時はどんな場合ですか?
やはり清潔感のない人は飲食店には向かないですね。あとは、条件面で難しい場合は、仕方なくお断りしてしまいますね……。
―バイト初日は、どんな仕事をするのでしょうか。
私の店の場合、まずは料理の内容を覚えてもらいたいので、料理を運ぶところからお願いしています。
お酒を扱いますから、ドリンクづくりはある程度、経験を積んでからお任せすることにしています。
特にこの「彩」品川シーサイド店の場合は外国人のアルバイトさんもたくさん応募してくださいますので、各々の日本語レベルに合ったポジションに就くように配慮しています。
簡単な作業から始めて、少しずつ仕事に慣れていただければと思います。
―研修制度はありますか?
最初の50時間(勤務時間)は研修期間となりますので、業務中はマンツーマンで教えていきます。
―どの程度で独り立ちとなりますか?
接客の経験がある人はやはり早いですけれど、それ以外の人でも大体2~3ヵ月程度で慣れちゃうと思います!
―アルバイトの方で、一番長い方の勤続年数はどのくらいでしょう?
キッチンのアルバイトで5~6年の男性がいます。女性はホール担当の方で、4~5年ほどになります。
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毎月変わる「おすすめメニュー」が大評判☆ 楽しんで仕事をしてほしい!
―緒方さんは初めてこの職場に就いてから、特に苦労したことはありますか?
私たちは「おすすめメニュー」の販売に力を入れています。お客様に、本日イチオシのお料理をおすすめしているのですが、それのオーダーがなかなか取れない時が続いた時期は、ちょっとつらかったですね。
―「おすすめメニュー」のオーダーを取るために、自分なりに工夫したことはありましたか?
ただ料理を「いかがですか?」と紹介するだけでなく、その料理そのものの良さや関連知識をお客様に伝えるようにしました。
たとえば、「今はこの野菜が旬で、二日酔いにもいいんですよ」と言ったように、同じ料理をオススメするにしても、言葉一つでオーダーの取りやすさが変わると気づいたんです。
―確かに!その料理に対する興味もわいてきて「じゃあ食べてみようか」って思えますね。
緒方さんのお店や、エイペックスの職場の特徴といえばなんだと思いますか?
おもしろい人が多いなって(笑)。今うちにいるバイトさんは10名くらいですが、明るい方が多いです。
年代も20~30代の方が中心で、若いし、自分とそう歳も違わないので仲はすごくいいです。プライベートでも遊んだりしますよ。
―バイト始めたてで、あまり慣れていないスタッフさんとの接し方で、気をつけていることはありますか?
私の場合、他のスタッフと接し方を変えていることはあまりないですね。声かけはもちろんですが、私たち先輩が仕事をやってみせて、それでやり方を覚えていただくのが一番いいと思っています。
「おすすめメニュー」の販売でも、「こうやってオススメしているんだ」とわかってもらうためにもやって見せたほうが早いと思っています。お声がけの仕方はお客様によっていろいろなので、それも実際にやって見せて、実践するのが一番わかりやすいのではないでしょうか。
私は「仕事は仕事、遊ぶときは遊ぶ」と結構切り替えて行動するタイプですが、仕事中でももちろん、たわいのない話をしたりはします。店長という立場ではありますが、だからといってあまり気を遣わずに接してもらえるように心がけています。
職場だから、仕事だからとはいっても、「楽しい」って思ってもらえるのが一番ですよね。
―居酒屋さんはお酒の場ですし、お客さんとのトラブルも少なからずあると思います。特に新しいバイトさんにはミスも多いと思いますが、緒方さんはどうフォローされているのでしょうか。
幸い、このお店は優しいお客様ばかりで、大きなトラブルに発展したことはまだありませんが、たとえばお客様にドリンクをこぼしてしまったり……というのはありますね。
ただ、怒っても仕方ないところはあるので、ミスをしてしまってもやり方を見直したり、練習し直したりすることで、克服してもらうようにしています。
―緒方さんは、仕事を始めてから現在まで、一番自分が成長したと思えることは何ですか?
私はメニューやPOPも自分でつくって書いたりするんですが、それがだんだんレベルアップしてきたかなって思ってます(笑)。
―あ、これも緒方さんが書いたものですか? 見やすくてかわいい!
ありがとうございます。昔から書くことが好きでして……字はできるだけ読みやすくしたり、色使いなどにも気をつけています。
―たとえば、こういったPOPづくりをアルバイトさんがすることも?
はい、今のところ全部私がやってしまっているので、もうお願いしたいくらいです(笑)。
―レモンハイボールって珍しいですね!
そうですね。何か「新しいメニューつくりたいな」って思って、レシピをつくって会社に提案したんです。うちの店だけのオリジナルドリンクですよ。
―そういった、新しいレシピやメニューを考えたりもするんですね。
基本的にキッチンに料理長がいますので私から考案することはあまりないですが、毎月の「おすすめメニュー」は料理長と相談して作ることは多いですよ。
★「エイペックス」のバイトをさがす!★カードをもらって時給up! エイペックス独自の『感謝カード』
―気になるお給料についてですが、基本的な時給の金額と、エイペックス独自の昇給システムがあれば教えていただけますか?
私のお店では最低時給1000円ですが、お店によっては1000円以上のところもあります。
昇給システムでは『感謝カード』というものがあります。がんばっている人に対し、上司に当たる方が送るカードで、カードを3枚集めると時給が10円アップするんです。
―おもしろい取り組みですね! どんなところが評価のポイントになるのでしょう?
たとえば、「洗い物がとても早くて丁寧」だとか、「お客様とのコミュニケーションがうまい」など、どんなことでもいいので、何か“光るもの”があれば評価されやすいですよ。
まだ新しく取り入れたばかりですが、アルバイトさんの意識の高まり、モチベーションアップにつながっていると思います。
ちなみにカード1枚が食事券になっていますので、それを使ってお店に食べに来ることもできます。
―社員さんの場合はいかがですか?
社員の場合は『感謝カード』を3枚集めると、階級が上がります。
ほかにも、おすすめ販売で販売率1位を獲ると、賞金や階級が上がるといった褒賞制度もあります。比較的頻繁に行われるので、常に新しい気持ちでがんばれます。
みんなのモチベーションが上がれば、お店に対する思いも強くなってきますし、私もそういう面を大事にしたいですね。
私が新卒で入りたてのころ、入ったお店は席数も少なくて「自分1人さえがんばればいい」という思いでやっていましたが、今のこの品川シーサイド店は200席ありますし、自分1人じゃとても対応できません。
アルバイトさんの力を含めてみんなで協力するからこそ、お店が成り立ちますし、おすすめ販売の1位も目指していけると思っています。みんなでがんばっていきたいです!
★「エイペックス」のバイトをさがす!★近い距離で接客するからこそできる、真の“おもてなし”
―アルバイトさんから社員さんにステップアップした例はありますか?
私の店ではまだですが、弊社全体でそのような例は多いです。
―緒方さんは入社した当時は、将来について深く考えていなかったとのことですが、店長を目指すという意識に変わっていったきっかけはあったのでしょうか?
実は最初の1年で「もう辞めようかな」って思った時期もあったんです……。でも、その時の店長が異動することになった時に、店長から「一緒に行こうか」と声をかけられました。 自分のがんばりをちゃんと見ていてくれたんだな……と思えて、嬉しかったですね。
その時、「自分はこの仕事が好きなんだ」ということを初めて自覚して、気持ちが一気に変わりました。それから店長を目指そうとがんばりまして、2か月目ほどでお店を任せてもらえるようになりました。
―それはすごい! ちなみに、店長になるためのテストなどはあるのでしょうか。
特別なテストなどはなかったです。私の場合、上司から「やってみるか」と声をかけていただきました。店長になってから、おすすめ販売に対する気持ちも変わりました。
―今一番、やりがいを感じる時はどんな時ですか?
この店に来て2年ほどですが、最近特に「常連さんが増えたな」って感じています。アルバイトさんと「あのお客様、また来てくださったね!」という会話が増えました。
常連のお客様のほうも、私たちの顔を覚えてくださったりするので、とてもやりがいにつながっています。
―お客様との間で印象に残ったエピソードはありますか?
お客様に「このお店に対してどんなイメージを持っていますか?」聞いたことがあるんですが、その時に「やっぱりこの店といえば、店長のあなただよね」と言って下さった時です。これは本当に嬉しかったですね。もっとがんばらなきゃなって思いました。
―店長として、緒方さんがお店づくりで特に意識していることは何ですか?
お客様に、居心地良く過ごしていただきたいと思っています。特にうちのお店の場合、海風やビル風が吹きつける場所なので看板を置けませんから、安心して入っていただけるよう、店構えから気をつけるようにしています。
―なるほど。緒方さんの考える、エイペックスの魅力はどんなところですか?
「おすすめメニュー」の販売をきっかけにお客様との会話を楽しめること、またそういった近い距離で接客ができるところでしょうか。
“もてなす心”を持ってサービスする、というのが弊社の理念のひとつです。近い距離でお客様と接することで、お客様が本当に求めていること、喜んでいただけることにも気づくことができますし、それをお店づくりに活かすことができます。
新しいメニューなど常にチャレンジしながら、お客様が心からくつろげるお店を目指したいですね。
―最後に、バイトを考えているみなさんへメッセージをお願いします。
私はもちろん、バイトさんみんな、お互いを家族みたいな気持ちで接することができています。弊社は比較的オフィス街の出店が多いこともあり、優しいお客様ばかりで、日々楽しく仕事ができています。
楽しいからこそ続けられる環境があると思いますので、初めての方でもご心配なくご応募ください。お待ちしています!
★「エイペックス」のバイトをさがす!★[取材・執筆・構成・撮影(インタビュー写真)]真田明日美