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バイトの休憩時間に給料は発生するのか?労働基準法を詳しく解説

 バイトの休憩時間も給料発生する?労働基準法を解説

バイトで6時間を超えて仕事をしたのに、仕事が忙しくて休憩が取れなかったことがあるかもしれません。6時間を超えて仕事をしたのに休憩時間がないのは労働基準法違反です。この記事では、バイトの休憩時間やその時間の給料についての労働基準法を解説します。

バイトで6時間を超えて仕事をしたのに、忙しくて休憩時間が取れなかったということがあるかもしれません。「これって違法じゃないの?」と思い上司に伝えたのに何もしてもらえなかった……なんてこともあるのでは? 常に忙しくて日常的に休憩時間が取れない方もいるでしょう。

6時間を超えて仕事をしたのに休憩時間がないのは労働基準法違反です。そのほか、労働基準法でバイトの休憩時間の給料はどのようになっているのでしょうか? この記事で詳しく説明していきます。

また、「どうしたら休憩時間がもらえるのか?」「仕事が忙しくて休憩が取れなかった場合はどうしたらよいか?」と考えたことがある方もいるでしょう。この記事ではバイトで休憩時間をきちんともらう方法や仕事が忙しくて休憩時間をもらえなかった場合の対処法も紹介します。

バイトの休憩時間に給料は発生しない!

お仕事休憩中

バイトの休憩時間に給料は発生するのでしょうか?
答えはNO、発生しません。

労働基準法11条によると、賃金は労働の対償として支払われます。休憩時間は労働に含まれないので、賃金は発生しないのです。

▼休憩時間分の時給は給与換算されない▼

休憩時間は時給が発生しません。たとえば時給1,200円で9:00~17:00の勤務で45分の休憩を取った場合、実労働時間は7時間15分。支払われる給与は以下の通りです。

1,200円×7.25(時間)=8,700円

このように給料が算出される時は、勤務時間から休憩時間を引いた賃金となります。

参考:電子政府の総合窓口e-Gov(イーガブ)「労働基準法」

休憩時間の長さは勤務時間によって異なる

さあ休憩しよう

バイトの休憩時間は労働基準法で定められています。労働基準法では、使用者は6時間を超えてバイトをする労働者に休憩時間を与えなければいけないのです。

では、どのくらいの休憩を取る必要があるのでしょうか?

▼バイトの休憩時間は6時間を超えると発生▼

バイトの休憩時間は勤務時間によって異なります。労働基準法34条では、以下の2パターンの休憩時間が定められています。

6時間を超え、かつ8時間を超えないバイトの場合
  →使用者は労働者に45分の休憩時間を与える必要がある
8時間を超えてバイトをした場合
  →使用者は労働者に1時間の休憩時間を与える義務がある

たとえば、9:00~17:00の8時間勤務の場合、使用者は少なくとも45分の休憩時間を与える義務があります。実労働時間は7時間15分になります。

▼休憩は2回に分けられる▼

また、休憩時間は2回に分けて取ることも可能。たとえば、8:00~17:00の9時間勤務時間の場合、以下のように休憩を2回に分けて取れます。

【労働】8:00~11:00(3時間)
【休憩】11:00~11:30(30分)
【労働】11:30~14:00(2時間30分)
【休憩】14:00~14:30(30分)
【労働】14:30~17:00(2時間30分)

2回に分けても、休憩の合計時間は変わりません。休憩時間は “一度にまとめて取るもよし、2回に分けて取るもよし” なんです。

参考:電子政府の総合窓口e-Gov(イーガブ)「労働基準法」

バイトで休憩時間を取れなかった場合は給料を請求する

ちくしょう、給料請求だ!

業務が忙しくて休憩時間を取れないことがあるかもしれません。人手不足で休憩時間がないことが常態化しているバイト先もあるでしょう。そのようなときは、どうしたらよいのでしょうか? 詳しく説明していきます。

▼常態化を許すな! 休憩時間を取れないバイトはブラック▼

バイトによっては人手不足で休憩時間を取れないことが常態化しているケースもあります。繁忙期はスタッフ全員が休憩時間を取らないで働くバイト先もあるでしょう。また、「忙しい日だけ休憩を取れない」「休憩を短くされた」という経験がある人も少なくないのでは?

こうしたケースを放っておいてはなりません。いわゆるブラックバイトでは、長時間労働にも関わらず休憩時間が全くないケースも。放っておくと、バイト先によっては休憩時間がないのを当たり前のようにされてしまいます。

常態化してしまえば、いざ疲れて正当な権利を主張し休憩時間を取ろうとしても取らせてくれないことがあります。「忙しいのにわがまま言うな」「休憩なんてあるわけないだろ」と言われるかもしれません。

ほかにもバイト先によっては、休憩時間に「仕事に関する資料を読んでおくように」と言われるかもしれません。しかし「休憩」は「休憩」。労働基準法34条によると、休憩時間は「労働から離れることを保障された時間」という定義です。休憩時間はしっかりと休みましょう。

▼休憩時間が取れなかったときは時給を請求できる▼

休憩時間が取れなかったときは、働いた分だけ時給が発生します。仕事をした時間に対してバイト先は賃金を支払う義務があります。本来の休憩時間に与えなかった場合、その時間に対しても賃金を支払わなければなりません。

これは日雇いバイトなどの短期アルバイトも同様。休憩を取れなかった場合は、日給を時給換算し休憩時間として充てられていた時間分の賃金を受け取ることができます。

バイト先によっては、休憩時間にお客さんが来て対応をお願いされたということもあるでしょう。その場合も休憩時間に仕事をしていますので、賃金を受け取ることができるのです。

また、実労働時間が8時間を超えた場合は、通常賃金の25%以上の割増で残業手当がもらえることになっています。

▼休憩時間に働いたのに給与に反映なかったときの最終手段▼

休憩時間を取らずに働いたのに、その分の給料がもらえなかった時にはどうしたらよいのでしょうか?

まずは、バイト先の責任者に「休憩時間に働いた分の給料がほしい」と訴えましょう。それでも取り合ってもらえないときは、労働基準監督署への相談をほのめかすことができます。

ですが「労働基準監督署に言います」と単刀直入に言うと、休憩時間に働いた分の給料はもらえるかもしれませんが、人間関係が悪化し、働きにくくなってしまうかもしれません。

まずは、やんわりと「休憩時間に働いた分の給料がもらえないなら、どこかに相談しようと思っている」と伝えてみましょう。あるいは「こんな記事があったのですが」と、この記事を見せても効果的かもしれません。ことを荒げずに責任者に諭せるでしょう。

努力しても改善されず、悪質な労働環境を強いられた場合は、最終手段として労働基準監督署に相談してください。

バイトで休憩時間をもらえないなら働き方を考える

訴えてやるっ

バイトで休憩時間をもらえないことが常態化している場合の対処法は2通りです。

1つは勤務時間に変更。休憩時間を取らなくてもよいシフトに変更を申し出ましょう。それでも改善されない場合は、バイト先を変えることも検討すべきでしょう。

▼休憩時間なしなら勤務時間を短く▼

休憩時間をどうしてももらえない、いわゆるブラックバイトの場合どうしたらよいのでしょうか? 1つの対処法は、休憩時間が発生しない勤務時間で働くことです。5時間30分勤務など6時間以下の勤務では、休憩時間が発生しません。

時給1,200円だとすると、拘束時間5時間30分で6,600円になります。しかし6時間勤務の場合、45分の休憩時間が発生します。実働は5時間15分になり、6,300円の賃金です。

しかし6時間を超えるにもかかわらず休憩を取れずに働き、休憩時間に働いた分の賃金をもらえない場合はどうでしょうか? 6時間の労働で給料が6,300円とすると、時給1,050円ということになります。損をしていることがわかりますよね。

休憩時間をもらえないバイトは、休憩を取る必要がない6時間以下の勤務時間に変更しましょう。そうすれば、「休憩時間にただ働きをした」というストレスを回避できます。

▼休憩時間をもらえないならバイトを変えるのもあり▼

休憩時間をもらえないことが常態化しているなら、バイトを変えるのもありです。もちろん、最初はバイト先の責任者に「休憩時間がきちんとほしい」と話すのもありでしょう。

しかし、人手不足や忙しさを理由に断られることも考えられます。最悪の場合、「休憩がほしい」と言ったことをとがめられたり、非難されたりする可能性も。そうなれば人間関係に亀裂が入り、働きづらくなってしまいますよね。

責任者に訴えたにも関わらず改善されず、休憩時間をもらえないことが常態化しているなら、思い切ってバイトを変えるのもありでしょう。

まとめ

バイトの休憩時間について労働基準法でどのようになっているか説明しました。

休憩時間中の給料は発生しない
使用者には労働者の勤務時間が6時間を超えて8時間までの場合は、少なくとも45分の休憩時間を与える義務がある
使用者には労働者の勤務時間が8時間を超える場合は、少なくとも1時間の休憩時間を与える義務がある
休憩中に働いて休憩時間を削られた場合は、その分の給料を請求できる
責任者に話しても改善されない場合は、勤務時間を変えるかバイト先を変更する

残念なことに、仕事の忙しさや人手不足を理由に休憩時間がないことが常態化しているバイト先もあります。休憩時間が取れなかったときは、勇気を出して責任者に話してみましょう。

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また思い切ってバイトを変えるのもありです。辞めると決断した人は、ぜひこちらの記事も読んでみてください。バイトを円満に辞める方法を紹介しています。

バイトをスムーズに辞めるには? 辞めるベストな理由、伝え方、申し出るタイミング

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