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しないと負担増! バイトの年末調整にまつわる疑問を徹底解説

 バイト先で年末調整しなかったら何が起こるか

バイトも年末調整すべきなでしょうか。もし必要なら、年末調整の対象となるバイトの条件って何なのでしょう。今回はそもそも年末調整って? 条件を満たさなかったらしてくれないの? バイト先に年末調整をする気がないみたいだけど? といった疑問を徹底解説します。

収入を得ている社会人が毎年行う「年末調整」。企業に勤める人は会社で行ってもらえることがほとんどなので、指定された書類を提出しておくだけで済みます。では、アルバイトは年末調整が必要なのでしょうか? 年末調整とは何なのか、しなかったらどうなるか……について見ていきましょう。

所得税額の調整で還付金や追加徴収が生じる「年末調整」

確定申告の書類をつくる

年末調整とは一年間(当年1~12月)の税額を調整するための手続きで、ここ一年で支払われた給与や報酬から差し引かれた所得税を精算します。この年末調整によって、

・還付金の受け取り
・不足分の徴収

が生じるケースも。

▼各種控除を考慮し、本来納めるべき所得税を再計算する年末調整▼

みなさんが受け取っているバイト代には所得税が発生しており、毎月の給料から少しずつ差し引かれています。ただし、この “源泉徴収額” はあくまでも概算。実際に納めなければならない額とはズレが生じていることがあるのです。

そこで、本来納めるべき所得税を再計算するのが年末調整。源泉徴収額と比較して、税金を多く払っていた場合は差額が返金され、不足している場合はその分を支払う必要があります。

参考:国税庁 タックスアンサー「No.2662 年末調整のしかた
参考:国税庁 タックスアンサー「No.1100 取得控除のあらまし

▼バイト先で年末調整をするメリット:代行と還付金▼

年末調整でもらえる還付金額

■企業による確定申告の “代行”

年末調整は、アルバイターに代わって会社が税務署へ申告・納税を行う手続き。つまりバイトスタッフが行う確定申告の一部を、企業が “代行” しているといえるでしょう。

個人事業主は確定申告をして税務署へ税額を自己申告しなければなりません。これに対して、会社が年末調整を行ってくれる場合は確定申告にかかる手間の大部分が省けるのです。これは大きなメリットです。

■年末調整で “還付金” が受け取れることも

年末調整をすることで、払い過ぎていた税金があなたの手元に返ってきます。企業から年末調整をしてもらったことがある人は、この “還付金” を次の給料日などで受け取った経験がありませんか?

たとえば、個人で掛けている生命保険などがある場合。アルバイトであっても年末調整で申告することで還付金を受け取れる人はたくさんいます。

バイトなら年末調整の対象となる2つの条件を満たそう

確定申告書

アルバイトで働く人も給料を受け取っていますので、条件を満たせば年末調整の対象になる可能性があります。その条件と自分の収入などを照らし合わせ、年末調整の対象であるかどうかを確認しましょう。以下の①と②を満たすと、アルバイトスタッフでも年末調整の対象になります。

▼【年末調整の対象になる条件①】年末にバイト先へ所属している▼

名前から想像できると思いますが、年末調整を行うには年末にバイト先へ所属していることが必要になります。一年の間にバイト先が数回変わった人でも、年末調整を行う時期に所属している会社で行うことができます。

参考:国税庁 タックスアンサー「No.2665 年末調整の対象となる人

年の途中にバイトを辞め、年末の段階でどの企業にも属していないという人は、年末調整の対象にはなりません。この場合は自分で確定申告をすることになります。

▼【年末調整の対象になる条件②】扶養控除等(異動)申告書の提出をしている▼

バイトが決まったら、契約と同じタイミングで

扶養控除等(異動)申告書

の提出を求められます。各種控除を受けるために記載する書類で、これによって給与から毎月天引きされる所得税の税率が変わってくるのです。掛け持ちでアルバイトをする場合は、勤務先のなかから一社を選んで提出します。

参考:国税庁 年末調整がよくわかるページ「《記載例》平成31年(2019年)分 扶養控除等申告書

▼【年末調整の対象になる条件:番外編】掛け持ちアルバイターは “確定申告” を視野に▼

複数のバイト先に所属して掛け持ちで働いている人は注意が必要です。なぜなら、直前で述べたような年末調整は “一社” のみでしか行えないから。それぞれのバイト先経由で年末調整を行うと計算が重複し、正しい税額を割り出せないのです。

それではどうするか。年末調整を行ってもらう “一社” 以外で得た給料に対してかかる所得税の再計算は「確定申告」で精算しましょう。

・源泉徴収票
・(保険料など各種)控除証明書

を年末調整をお願いする企業に持ち込むと、一緒に手続きをしてくれる場合もあります。

しかしこれらの書類は12月~翌年1月に発行されるケースが多く、年末調整のタイミングに間に合わないことも。その場合は確定申告まで大切に保管しておきましょう。

年末調整の条件を満たしていないバイトは確定申告を

確定申告書に記入する時に確認"

複数のバイトを掛け持ちしている人や、年末までに辞めてしまって仕事をしていない人は、確定申告をすることになります。

▼【年末調整の条件を満たさなかったら①】確定申告の対象を確認▼

まずは確定申告の対象になる人を挙げておきましょう。

1.年末までにバイトを辞め、年末調整のタイミングでどのバイト先にも所属していない人
2.扶養控除等(異動)申告書を提出していない人
3.2社以上の複数のバイト先でバイトをしている人

このなかに当てはまる人は確定申告をする対象となります。

参考:国税庁 タックスアンサー「パート収入はいくらまで所得税がかからないか

▼【年末調整の条件を満たさなかったら②】確定申告する際は管轄の税務署へ▼

毎年2月中旬~3月中旬に、確定申告書を住んでいる地域を管轄する税務署へ届け出る確定申告。年末調整に同じく、

・源泉徴収票
・(保険料など各種)控除証明書

を証跡として添えてください。

参考:国税庁「確定申告の際にご持参いただくもの

掛け持ちでないのに年末調整してくれないバイト先も

自分で確定申告するパターンとは

働いているバイト先によっては、掛け持ちでないのに年末調整をしてもらえないことがあります。個人経営店などで手が回らず年末調整をしていなかったり、アルバイトは対象外とされていたり……と理由はさまざまあるようですが、所属している会社で年末調整をしてもらえない時はどうすればよいのでしょうか?

以下の記述はバイトの掛け持ちをしていない場合に限られますので、ご注意くださいね。

▼【バイト先が年末調整しないなら①】自分で確定申告すべし▼

バイト先が年末調整をしない場合は、自分で確定申告をする必要があります。一年間でどのくらいの給与があなたに支払われたのか、所得控除はどのくらいか……などがまとめられた源泉徴収票を発行してもらい、確定申告書に添えて税務署へ提出しましょう。

▼【バイト先が年末調整しないなら②】確定申告で税金を取り戻そう▼

確定申告をする際は、まず自分の年収を確認しましょう。源泉徴収票をもらっている場合、年収は「支払金額」の項目に記されています。もし年収が103万円を超えており、「源泉徴収額」の項目にいくらか金額が記載されている場合は、税金が戻ってくる可能性があります。

では「103万円以下であれば確定申告はしなくていい」のでしょうか? いいえ、そんなことはありません。年収が103万円以下だった場合は、源泉徴収額が “0円” になっているか確認しましょう。源泉徴収票をもらったら、よく確認することが大切です。

さいごに

バイトで働いている人の年末調整について説明してきました。まとめますと、

バイト先で年末調整をしてもらえるのか
→してもらえないなら自分で “確定申告” をする必要がある
自分は年末調整の対象なのか
→以下2点の条件を満たしていれば対象内
①年末にバイト先へ所属している
②扶養控除等(異動)申告書の提出をしている
バイトを掛け持ちしている場合はどのように対応するか
→メインの一社を除いたバイト先の給料に対しては、自分で “確定申告” を行って精算する
年末調整をすれば、払いすぎた税金が還付金として手元に戻ってくる可能性がある

ことが分かりました。ご自身がどのケースに該当するか適切に交通整理して、年末調整に臨みましょう。

年末調整について理解できたところで、「年末年始に向けて冬休み中に稼ぎたい!」と思っている方も多いはず。下記のコラムでは年末にオススメの短期バイトをご紹介しています。ぜひご覧ください。

冬休みにできるオススメ短期バイト特集 ~クリスマスケーキ販売・製造編~

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