仕事ができないと悩まない！ 自分を活かすバイト選びのポイント

「自分は仕事ができない人間なのだろうか……」と落ち込んでいる人も心配ありません。誰でも向き不向きはあり、向いている業種とそうでない業種があります。今のバイトが向いていないと感じる場合は、自分の強みを活かせるバイトを見つければよいだけのこと。自信を持っていきいきと楽しくバイトができる環境を整えましょう。

そこで今回は、自分に向いているバイトを見つける方法や、「仕事ができない」と思われないためにバイト先で気をつけたいことをまとめて取り上げました。短所をカバーし長所を活かせるバイトを見つければ、「向いていないかも」という不安やストレスからも解放されます。ぜひ、自分に合ったバイトを見つけるための参考にしてみてくださいね。

バイトには向き不向きがある！

仕事で上手くいかないことやミスが目立ち、「自分はできない人間なのかも」と感じている場合、たまたま今のバイトが向いていないだけかもしれません。誰でも向き不向きがあるのは当然のこと。どんなことでも上手にこなせる人はなかなかいません。

「先輩たちはできているのに自分はできない」と劣等感を覚えている場合、このバイトが先輩たちに向いている仕事だったというだけのこと。あなたが仕事のできない人間というわけではないので安心してください。

「今のバイトが向いていない」と感じた場合でも、まずは3ヵ月を目標に続けてみましょう。仕事や環境に慣れてくれば、自然とミスやぎこちなさが解消されることもあります。

しかし、3ヵ月経っても上手くできないと強く感じる場合は、仕事内容が合っていない場合も。このまま無理に続けるのではなく、自分のよい部分が活かせる環境に身を置けば問題ありません。思い切って新しいバイトにチェンジしてみることもひとつの手段です。

バイトが続かなくて悩んでいる人は、こちらの記事もチェックしてみてください。
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適材適所で自分を活かす！ 向いているバイトを見つけよう

不向きなバイトを無理にがんばってもつらいだけ。次第にバイトへ行く気も薄れてしまいます。それなら、短所をカバーし長所を活かせる、自分に向いているバイトを探してみませんか？ ここからは、向いているバイト探しのヒントを紹介します。

▼要領よくこなせない人は「正確さ」で勝負▼

バイトを行う上で、重要なポイントをすぐに捉えてスムーズに処理できる人は「要領がよい人」です。しかし、初めての作業に戸惑いなかなか作業のポイントを掴めない「要領の悪い人」は意外と多いはず。

要領よくこなせない人は、作業効率ではなく「正確さ」で勝負できる仕事を選びましょう。飲食店やスーパーのレジなどスピード重視で数をこなす仕事より、事務や工場など自分のペースでコツコツと働けるバイトがおすすめ。マイペースに働ける環境を重視することで、持ち味の「正確さ」や「丁寧さ」を活かせます。

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▼注意力に欠けている人はチームワークで乗り切る▼

何度も確認したはずなのにやるべきことをついつい見落としてしまったり、同じミスを繰り返してしまったりすると「自分は仕事ができないんじゃないか」と落ち込んでしまいがち。しかし、誰にでも失敗はあり、注意力や集中力が長続きする人は少ないので心配する必要はありません。

注意力が欠けている部分をカバーするには、チームワークを重視したバイトが向いています。飲食店やコンビニなど、ほかのスタッフに気兼ねなく声をかけられる環境なら「あれをやるのを忘れないようにね」などと指摘し合えるでしょう。互いをサポートしながら進めていくことが当たり前なので「気を使われている」「また忘れたらどうしよう」など、余計な心配はしなくて済みます。臨機応変に対応できるコミュニケーション能力さえ身についていれば、長所を伸ばしながら楽しくバイトができますよ。

サポートしあいながら働くためには、まず仲良くなることが大切。こちらの記事ではバイト先の先輩と仲良くなる方法を調査しました。
■みんなはどうした？バイトの先輩と仲良くなる方法を200人に聞いてみた

▼作業を覚えることが苦手な人はルーチンワークを▼

記憶力に自信がない場合は、臨機応変に対応しなければならないサービス業はあまりおすすめできません。特に飲食店では、季節ごとにメニューが変わるため常に新しい情報を頭に入れなければなりません。また、持ち場によって業務内容が異なる場合も、それぞれの作業を把握しなければならないため、どうしても覚えることが多くなります。

記憶力をカバーするには、一度覚えればほとんど業務内容に変更がないルーチンワークがおすすめです。たとえば、新聞配達やポスティングなどのルート配達や同じ工程を担当する工場作業は、一度覚えてしまえば新しい知識を補うことが少ないです。「覚えられなかったらどうしよう」という不安やストレスから解放されて、伸び伸びとバイトができるようになります。

以下の記事では、ポスティングスタッフの仕事内容や給与相場も取り上げています。ルーチンワークに興味がある人はご一読ください。
■日払い・週払いのバイトで金欠対策！誰でもできるオススメ単発バイト3選

仕事ができないと言わせない！ バイトで気をつけたいポイント3つ

仕事ができないと思われないためには、日頃のバイト態度も大切です。そこで、バイト中に気をつけたいポイントを3つ紹介します。ちょっとした心がけだけで「できない人」と思われてしまう原因をあらかじめ予防することが可能。ぜひ、バイトでも実践してみてくださいね。

▼同じことを繰り返し質問しないようにする▼

バイト先の先輩に何度も同じことを質問してしまうと「話を聞いていない」「覚える気がない」と思われてしまう可能性も。何度も質問している姿や教わっている姿は周囲も見ているので、仕事ができないと思われてしまいます。

忘れそうなことは話を聞いた時にメモをする習慣をつけましょう。書き留めるタイミングや時間がない場合は「メモを取りたいので、少しお時間をいただけませんか？」と言って、その場で時間をつくってもらうようにします。

誰でも、一度聞いただけで業務内容を覚えられるわけではありません。特にバイトの立場だと、次のシフトまで時間が空くこともあります。だからこそ、メモさえ取っておけば必要に応じて見返しながら、効率よくバイトをこなせるようになりますよ。

▼時間配分をして無駄な残業をしない▼

やらなければならない、または頼まれた業務をバイトの時間内に終わらせることができないと、「いつまでもダラダラとバイトしている」「要領が悪い」と思われてしまうことが。そのため、1つの作業にどのくらいの時間を要するのか、自分で目安を立てながらバイトをすることが大切です。バイトを始めたばかりのころはなかなか難しいかもしれませんが、慣れてくれば業務ごとにかかる時間の目処がついてきます。

また、続けていくうちにバイトの流れもわかるようになるので、どんなことをどのタイミングでやるのか掴めてくるはず。イレギュラーな業務がある時は、社員やそれまで担当していたスタッフから詳細や作業のポイントを引き継ぐと、時間内でやるべきことをしっかりこなせて高評価を得られるようになります。

▼ミスをしても言い訳をしない▼

バイトでミスをしてしまうのは、誰にでもあることです。しかし、ミスをした時に言い訳をしたり隠そうとしたりすると「自分が悪いと思ってないのかな」「謝れないのかな」と不信感を抱かれてしまいます。一度ミスを隠そうとしてしまうと、周囲からもよく思われなくなってしまい悪循環。

ミスがあればすぐに報告をして、素直に謝ることが大切です。店長や先輩には「どのようなミスをしたのか」「次からはどのような対応をするのか」しっかりと説明します。すぐに報告すれば時間を空けずに対処できるため、そんなに怒られることもないでしょう。周囲から「大丈夫だよ」と励ましてもらえることもあります。

一緒に働く仲間からの信頼をなくさないためにも、些細なことでも隠さないで報告する癖をつけましょう。

さいごに

この記事では「バイトができない」と思った時の対処法や自分に向いているバイトを探すコツ、そしてバイト先で「仕事ができない人」にならないためのポイントをまとめて取り上げました。

誰にでも向き不向きはあるため「向いていないかも」と思うことを無理やり続ける必要はありません。3ヵ月続けてみても気持ちが変わらなかったら、違うバイトに挑戦してみるのもひとつの手段です。

また、短所をカバーし長所を活かせる業種を選ぶことで、いきいきとバイトができること間違いなし！ 仕事ができない人だと思われないよう、メモを取ったり時間配分を考慮したりと、ちょっとしたことを心がけてみてください。今よりも楽しくバイトができるようになるはずです。

どうしても不安な気持ちが抑えられない場合、以下のコラムも参考にしてみてください。不安な原因がはっきりして、自分に自信がついてくるでしょう。

■バイトに馴染めないと感じた時は仕事の取り組み方と接し方を見直そう