働く女性のバレンタイン実態調査
◆職場の義理チョコの習慣、年配層からネガティブな回答多く集まる
◆判明!今年のバレンタインに職場の男性に義理チョコをあげる人は約4割
◆10代は手作り義理チョコが5割。30代以上は義理チョコ買う人が9割超え
調査概要
- 調査手法:スマートフォンリサーチ
- 調査地域:全国
- 調査対象:職場に男性がいると回答した16歳以上の働く女性
- 調査期間:2014年2月4日(火)-2月5日(水)
- 有効回答数:964サンプル
職場の義理チョコの習慣、年配層からネガティブな回答多く集まる
職場に男性がいると回答した16歳以上の働く女性に、「働く女性のバレンタイン実態調査」についてスマートフォンリサーチを実施した。 「職場の義理チョコの習慣についてどう思うか」という質問について、全体で最も多かったのは「どちらとも言えない」(32.9%)であった(図1)。 職場の義理チョコの習慣について、ポジティブな意見が全体で23.1%であったのに対し(ある方が良い:7.2%、どちらかと言えばある方が良い:15.9%)、 ネガティブな意見は44.1%であり(どちらかと言えば無い方が良い:19.7%、無い方が良い:24.4%)、職場での義理チョコに対する女性の本音が浮き彫りとなった。
同設問を年代別に比較すると、職場の義理チョコの習慣について、各年代に共通し3割前後の人たちが「どちらとも言えない」と回答した(図2)。 ポジティブな意見は若年にかけて多く、選択肢のうち「ある方が良い」と「どちらかと言えばある方が良い」の合計が最も多かった年代は20代の32.8%であった。 一方、ネガティブな意見は年を重ねるごとに多く、「どちらかと言えば無い方が良い」と「無い方が良い」の合計が最も多かったのは50代であった(55.0%)。 何度も職場でバレンタインを迎えてきた年配層にとっては、新鮮さを感じなくなり、むしろ億劫なイメージが年々強くなるのかもしれない。
判明!今年のバレンタインに職場の男性に義理チョコをあげる人は約4割
職場に男性がいると回答した16歳以上の女性に、「働く女性のバレンタイン実態調査」についてスマートフォンリサーチを実施した。 「今年のバレンタインデーに職場の男性に義理チョコを配る予定ですか」という質問について、「はい」と答えたのは全体で40.4%であった(図3)。 働く女性にとって、職場の義理チョコを配るということは少数派であることを考えると、 バレンタインで何気なく職場の女性からチョコを受け取っていた男性にとっては、たとえ「義理」という名が添えられても、もらえることに改めて有難味を感じるべきなのかもしれない。
「今年のバレンタインデーに職場の男性に義理チョコを配る予定」と回答した人に対し、「職場の男性に義理チョコをあげる理由」を質問したところ、全体1位「感謝の気持ちを伝えるため」(60.7%)、 2位「コミュニケーションを深めるため」(54.2%)、3位「イベントなのでなんとなく」(27.5%)という結果となった(図4)。 同設問を年代別に比較すると、「感謝の気持ちを伝えるため」については若年層にかけて多く票を集めたのに対し、「コミュニケーションを深めるため」を選択したのは40代以上に多かった(図5)。 義理チョコをあげる対象が自分よりも年上なのか、同年または年下なのかによって、職場で義理チョコをあげる理由も様々だということが分かった。 一方、「今年のバレンタインデーに職場の男性に義理チョコを配らない」と回答した人に対し、「職場の男性に義理チョコを配らない理由」を聞いたところ、 全体1位「お金が掛かるから」(37.0%)、2位「誰に配るか・どこまで配るか考えるのが面倒」(36.7%)が僅差で並んだ(図6)。
10代は手作り義理チョコが5割。30代以上は義理チョコ買う人が9割超え
職場に男性がいると回答した16歳以上の女性に、「働く女性のバレンタイン実態調査」についてスマートフォンリサーチを実施した。 「今年のバレンタインデーに職場の男性に義理チョコを配る予定」と回答した人に対し、「職場の男性にあげる義理チョコ」について質問したところ、全体83.3%の人が「買ったもの」と回答した(図7)。 同設問を年代別に比較すると、10代からは「買ったもの」と「手作り」に回答が半々で分かれたのに対し、30代以上は「買ったもの」を選択した人が9割を超えた(図8)。 手作りチョコの方が気持ちが込められている印象を受けることも多いが、金銭面で言うとよほど高級な材料を買わなければ、既製品を人数分買うよりも手作りの方が予算を抑えられる。 年配層に比べて給与の低い若年層は予算を抑えるために、せっせと義理チョコを作っているのかもしれない。手間を掛けるか、お金を掛けるかはそれぞれの価値観だろう。
また、「職場の相手によって義理チョコに差を付ける予定ですか」という質問をしたところ、「いいえ」(75.3%)と答えた人が過半数であった。 同設問を年代別に比較すると、「職場の相手によって義理チョコに差を付ける」と答えたのは10代が最も少なく(13.0%)、最も多かったのは50代以上(31.8%)であった(図9)。 「何を基準に職場への男性への義理チョコに差をつけるか」を質問したところ、全体1位「付き合いの深さ」(57.3%)、2位「会社の役職」(38.5%)という結果となった(図10)。 同設問を年代別に比較すると、「付き合いの深さ」に関しては他年代を大きく引き離し50代以上から多く票を集め、 10代が他年代を引き離して票を集めた項目は「相手への好感度(自分の好み)」であった(図11)。
調査項目
- 1.性別を選択してください(SA)
- 2.年代を選択してください(SA)
- 3.就業経験を教えてください(SA)
- 4.現在の職場に異性はいますか(SA)
- 5.場の義理チョコの習慣についてどう思いますか(SA)
- 6.今年のバレンタインデーに職場の男性に義理チョコを配る予定ですか(SA)
- 7.職場の男性にあげる義理チョコはどちらですか(SA)
- 8.職場の男性に義理チョコをあげる理由を選択してください(MA)
- 9.職場の相手によって義理チョコに差をつける予定ですか(SA)
- 10.何を基準に義理チョコに差をつけますか(MA)
- 11.職場の男性に義理チョコを配らない理由を選択してください(MA)
- 12.今年のバレンタインデーに、職場以外の男性に義理チョコを配る予定ですか(SA)
- 13.今年のバレンタインデーに、本命チョコをあげる予定ですか(SA)
- 14.今年のバレンタインデーに、職場以外の女性に友チョコを配る予定ですか(SA)
- 15.今年のバレンタインデーに、職場の女性に義理チョコを配る予定ですか(SA)