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就業者に聞いた!アベノミクス意識調査

◆「アベノミクスによって景気良くなる」
中小企業より大企業勤務の人がポジティブな回答
◆去年に比べ今年の給料上がった人17.8%
今後の給料上がるよりも下がると考えている人の方が7.9ポイント高
◆消費税が8%に上がる前に買いたいもの1位は?

調査概要

  • 調査手法:スマートフォンリサーチ
  • 調査地域:全国
  • 調査対象:男女20歳以上の就業者(正社員、契約社員、派遣社員、パート・アルバイト)
  • 調査期間:2013年10月23日(水)-10月24日(木)
  • 有効回答数:809サンプル

職場で不満に感じること1位「給与面」、2位「上司・先輩」

全国の男女20歳以上の就業者(正社員、契約社員、派遣社員、パート・アルバイト)に「就業者に聞いた!アベノミクス意識調査」についてスマートフォンリサーチを実施した。 「アベノミクスによって今後景気は良くなると思いますか」という質問をしたところ、全体1位は「変わらないと思う」(56.9%)であった(図1)。 アベノミクスがメディアで取り上げられる頻度の割には、就業者の期待はそれほど高くないことが分かった。 「やや悪くなると思う」(12.5%)と「かなり悪くなると思う」(5.9%)を合計すると18.4%であったことに対し、「かなり良くなると思う」(1.9%)と「やや良くなると思う」(22.9%)の合計は24.8%であり、 ポジティブ派(かなり良くなると思う・やや良くなると思う)の方がネガティブ派(かなり悪くなると思う・やや悪くなると思う)よりも若干多いことが分かった(6.4ポイント差)。

また、同設問を企業規模別に比較すると、それぞれ1位に選択されたのは「変わらないと思う」であった (1,000人以上:50.0%、300人~1,000人未満:55.6%、20人~300人未満:62.6%、20人未満:56.5%)(図2)。 ポジティブ派とネガティブ派をそれぞれ比較すると、ネガティブ派よりもポジティブ派が上回ったのは「1,000人以上」、「300人~1,000人未満」、「20人~300人未満」の企業規模であり、 最も大きく差をつけたのは「1,000人以上」であった(18.0ポイント差)。 唯一、ポジティブ派よりもネガティブ派が上回ったのは「20人未満規模」であり(3.1ポイント差)、在籍する企業規模の大きさによってアベノミクスへの期待度に差が生じた。

【図1】アベノミクスによって今後、景気が良くなると思うか(単純集計) 【図2】アベノミクスによって今後、景気が良くなると思うか(年代別集計)

去年に比べ今年の給料上がった人17.8%今後の給料上がるよりも下がると考えている人の方が7.9ポイント高

全国の男女20歳以上の就業者(正社員、契約社員、派遣社員、パート・アルバイト)に「就業者に聞いた!アベノミクス意識調査」についてスマートフォンリサーチを実施した。 「給料はアベノミクスによって今後上がりそうか」という質問に対し、全体1位「変わらないと思う」(78.2%)であった(図3)。 「かなり上がると思う」(0.8%)と「やや上がると思う」(6.2%)の合計よりも、「やや下がると思う」(9.7%)と「かなり下がると思う」(5.2%)の合計が7.9ポイント高く、ネガティブなイメージが若干多かった。 「去年に比べて、今年の給料は上がったか」という質問をしたところ、全体1位「変わらない」(64.9%)、2位「上がった」(17.8%)、3位「下がった」(17.3%)であった(図4)。 去年に比べ給料額に変動の無い人が全体の約6割、残りの人たちは給料の増減をしており僅差で増額した人の方が多かった。 同設問について年代別で比較すると、各年代とも「変わらない」が1位に選択された(図5)。20代と30代は去年に比べて今年の給料が「下がった」人よりも「上がった」人の方が多く、 40代と50代以上からは「下がった」が多く選択された。

「去年に比べて、今年のボーナスは上がったか」という質問に対し、「上がった」と答えた人は全体の9.9%にとどまり、「下がった」(16.2%)と答えた人の方が6.3ポイント高かった(図6)。 同設問について企業規模別で比較したところ、「上がった」と答えた人は企業規模が大きくなるにつれ多かった (1,000人以上:16.8%、300人~1,000人未満:10.6%、20人~300人未満:7.8%、20人未満:3.6%)(図7)。 現時点でアベノミクスの恩恵を受けている人は、大企業や若年層の中でもごく一部に過ぎないようだ。 「給料が上がったら何にお金を使いたいか」という質問をしたところ、全体2位の「旅行や外出などのレジャー」(28.5%)を大きく引き離して、1位に「貯金する」(68.0%)が選択された(図8)。 いざ給料が上がったところで、皆が貯金に走れば世に出回るお金が限られ経済の活性化は期待できなさそうだ。

【図3】給料はアベノミクスによって今後上がりそうか 【図4】去年に比べて、今年の給料は上がったか(単純集計) 【図5】去年に比べて、今年の給料は上がったか(単純集計) 【図6】去年に比べて、今年のボーナスは上がったか(単純集計) 【図7】去年に比べて、今年のボーナスは上がったか(年代別集計) 【図8】給料が上がったら何にお金を使いたいか(単純集計)

消費税が8%に上がる前に買いたいもの1位は?

全国の男女20歳以上の就業者(正社員、契約社員、派遣社員、パート・アルバイト)に「就業者に聞いた!アベノミクス意識調査」についてスマートフォンリサーチを実施した。 「消費税が8%に上がることに賛成か」という質問をしたところ、全体1位「反対」(57.7%)、2位「どちらとも言えない」(33.9%)、3位「賛成」(8.4%)という結果となった(図9)。 2014年4月に8%、2015年10月に10%へ消費税が上がることは確定しているので、増税反対論を唱えるよりも「今何ができるか(何を買ったらお得か)」対策を考え行動(購入)した方が賢明な判断と言えよう。

「消費税が8%に上がる前に買いたいもの」を質問したところ、全体1位「家電製品」(35.0%)、2位「その他消耗品」(23.6%)、3位「自動車・バイク」(20.2%)となった(図10)。 同設問を年代別に比較したところ、増税前に住宅を購入したいと答えたのは年配層よりも若年層に多かった(20代:14.3%、30代:16.4%、40代:3.8%、50代以上:8.2%)(図11)。 既に年配層が住宅を購入済みということも関係していそうだが、20代と30代が増税を意識して住宅購入を考えていることが分かった。 全体的に若年層が多く項目を選択しているが、中間層の40代が他年代に比べ多く選択した項目がある。それは「家電製品」だ(20代:34.3%、30代:32.8%、40代:40.3%、50代以上:33.0%)。 全体でも1位に輝いた各年代からダントツ人気の「家電製品」だが、その中でも特に40代が家電製品に浪漫を感じているのかもしれない?!

【図9】消費税が8%に上がることに賛成か(単純集計) 【図10】消費税が8%に上がる前に買いたいもの(単純集計) 【図11】消費税が8%に上がる前に買いたいもの(年代別集計)

調査項目

  • 1.性別を選択してください(SA)
  • 2.年代を選択してください(SA)
  • 3.就業経験を教えてください(SA)
  • 4.現在の職場に満足していますか(SA)
  • 5.今の職場で不満に感じていることを選択してください(MA)
  • 6.上司・先輩への不満内容を教えてください(MA)
  • 7.上司・先輩本人に不満をぶつけたことはありますか(SA)
  • 8.上司・先輩へ不満をどのようにぶつけましたか(MA)
  • 9.上司・先輩へ不満をぶつけなかった理由を選択してください(MA)

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