就職に生きる!バイト経験で取得が有利になる5つの資格
アルバイトを選ぶときに、将来役に立つようなものにしたいと考える方も多いのではないでしょうか?将来の役に立つということで最初に思いつくものに、資格取得があると思います。
そこで今回は、経験を活かすことで資格取得につながるアルバイトを紹介します。
医薬品の販売に必要な、登録販売者
登録販売者の資格を取得すると、薬事法に基づいて医薬品の販売を許可されることになります。医薬品を扱うのは薬剤師だけじゃないの?と思うかもしれませんが、2009年の法改正により、薬剤師の資格を持っていなくても一部の医薬品を販売できるようになりました。
この資格があることによって、ワンランク上の仕事を任される可能性があります!また、正社員として店長を任されることも夢ではないかもしれません。いずれにせよ、ドラッグストアや薬局でアルバイトしている人は、キャリアアップのためにぜひ取得しておきたいですね。
資格取得には、都道府県で行われる試験に合格し、販売者として登録されることが条件です。受けるチャンスは誰にでもあるものなので、受験を検討してみたいですね!
料理が好きな人が持っていたい、調理師免許
調理師免許は、ご存知の方も多いと思いますが、調理・栄養に関する知識、技能を兼ね備えたエキスパートであることを証明する資格です。生活習慣病やメタボ予防への関心が高まるにつれ、食が大きく注目されるようになってきました。栄養の知識豊富な調理師が今必要とされているのではないでしょうか。就職にも有利な資格です。
資格試験を受験するためには、2年以上の実務経験が必要となります。そのため、すでに飲食店で働いている人は、資格取得に有利ですね!また、調理師免許取得を考えている人は、迷わず飲食関連のバイトを選ぶようにしましょう!
なお、資格取得のためには、調理師試験に合格する方法の他に、調理師養成施設を卒業する方法もあります。代々木駅近くにある服部栄養専門学校などが有名ですね。
安定の医療業界で働きたい人へのおすすめ、医療事務
医療事務の資格は10種類あり、専門知識を持っていることが証明できる資格です。医療事務自体は国家資格ではないため、資格がなくても働くことができます。しかし面接時にアピールできるなど、持っていて有利であることは間違いありません。
また、医療機関で働けばどんどん知識が身につくので、非常に効率よく試験勉強をすることができます。医療事務のバイトは比較的高時給なのも嬉しいですね。 資格取得のためには、それぞれの検定試験に合格することが必要となります。現場で働くだけでなく、通信講座なども充実しているので、ぜひ活用を検討してみてください。
お酒好きのあこがれの職業、ソムリエ
ソムリエ資格は、ワインを中心として、飲料全般に対する専門的な知識を持っているということを証明する資格です。ワイン好きなら一度は憧れるソムリエですが、飲食店に就職する時に、この資格を持っていることは武器になります。
注意すべきなのは、ソムリエの試験を受けるには、アルコールを扱う飲料サービス業の実務経験が5年以上あることが求められる点です。日本ソムリエ協会の会員歴が3年以上ある人の場合でも、3年以上の実務経験が必です。いずれにしても少しハードルが高いですが、ワインへの愛があれば乗り越えられるはず! 未経験から目指すなら、まずはアルコールを扱う店のバイトを探しましょう。
持っているだけで重宝される、宅建!
宅建の名で一般的に知られている宅地建物取引主任者は、消費者が不動産取引をする際に必要な説明を行なう専門家のことを指します。この仕事に就くためには国家資格が必要ですが、非常に人気が高い資格です。
常に需要があり、不動産だけでなく、金融機関などさまざまな分野で重宝されることになるのが宅建の特徴です。不動産が好きだからこそ続けられる仕事なので、まずは不動産関係のアルバイトをしてみるのはいかがでしょうか?
資格取得のためには国家試験に合格する必要がありますが、それだけで仕事に就けるわけではありません。宅建主任者へ登録した後に、宅建取引主任者証の交付を受ける必要があります。一生使える資格なので、取って損することはまずないでしょう。
まとめ
どうでしょう?気になる資格は見つかりましたか?
バイトを選ぶ時、時給の良し悪しも大事ですが、将来のためにスキルアップできるかどうかを基準にしてみると、仕事に対する意識も変わると思います。また、バイトの経験が資格に役立つ実務と座学のバランスを上手く取って、資格取得を目指しましょう!