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ビール売り子のバイト経験者に実情を聞いてみた！仕事はきつい？

2015.04.23 最終更新 2019.04.02

若い女の子たちに人気があるビール売り子のバイト。

「興味はあるけど、実際どうなの？」

と、働き方や時給事情など気になる人は多いのではないでしょうか。

この記事で、ビール売り子のバイトを特集！売り子バイトを実際に経験した女子4人に、仕事のやりがいや大変なところを伺ってきました。基本情報から実情まで、まるっとわかります。ぜひ、参考にしてください。

【目次】
1. ビールの売り子バイト基本情報！仕事内容や時給を紹介
2. ビール売り子の経験者にインタビュー！やりがい・きつい面は何？
3. 芸能界デビューするビール売り子たち
4. さいごに

ビールの売り子バイト基本情報！仕事内容や時給を紹介

この章では、ビール売り子のバイトの基本情報をお届けします。取り上げる内容は以下の通りです。

●仕事内容
●時給
●制服
●募集時期

ぜひ参考にしてください！

▼ビール売り子の仕事内容▼

ビール売り子のメイン業務は、東京ドームや西武ドームといった球場の客席で観客にビールを販売すること。売り子専用のビールが入ったタンクを背負い、購入希望者がいればコップへ注いで提供します。ビール以外のアルコールやおつまみなどを販売するケースも珍しくありません。

一般的な販売業と大きく異なるのは、お客さんが店を訪れるのではなく、スタッフがお客さんの元へ行って「ビールはどうですか？」と声をかけながら販売していく点です。

コミュニケーション能力が必要な仕事なので、初めての人は「自信がないな……」と思うかもしれません。でも、スタッフのほとんどは未経験からスタートしています。普段は大人しいタイプの人でも、球場内の熱気に触れれば自然と声が出せるようになるのではないでしょうか。

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▼ビール売り子の給料・時給事情▼

ビール売り子のバイトでは、基本的に “固定給＋歩合制” を採用しています。簡単にいうと、時給や日給にプラスして、販売したビールの杯数分のインセンティブが給料に加算されるという仕組み。

たとえば、時給1,200円（固定給）で、1杯のビールを販売するごとに35円のインセンティブが付くとします。4時間働いて、計150杯のビールが売れたとしましょう。この場合の一日分の給料は、以下のようになります。

1,200（円）×4（時間）＋35（円）×150（杯）＝10,050（円）

ビールの売り子バイトでは、一日分の給料が10,000円を超えることは珍しくありません。売れば売るだけ稼げるバイトなんです！

また、天候が悪いなどの理由で売れ行きがよくない日でも、固定給分の給料は保障されているため、安心して働けます。

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▼ビール売り子は制服がかわいい▼

ビール売り子のバイトが人気なのは、高時給といった理由だけではありません。かわいい制服を着られるという点も、若い女性たちから人気を集めている理由のひとつなんです。

制服は、黄色やピンクといった鮮やかなカラーのセットアップにキャップ帽が基本のスタイル。利用客が何を販売している売り子か一目でわかるように、扱うビールのメーカーなどによってデザインが異なります。

大勢の人であふれている球場でも、バッチリ目を引くようなかわいい制服を着られるでしょう。

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▼募集はシーズン開幕前からスタート▼

ビール売り子のスタッフ募集は、野球のシーズン開幕前から始まります。

プロ野球のシーズンは毎年2～11月。早いところでは、シーズン中から翌年のスタッフ募集の求人情報を出しているとか。

遅くても2月には求人情報のチェックをしたほうがよいでしょう。

求人情報は、

●各球団の公式サイト
●アルバイト求人サイト

で見つかります。ちなみに、2019年4月2日現在、求人サイトで検索するとビール売り子のバイトが簡単に見つかりました！

ビール売り子は人気のバイトなので、募集がスタートしたらすぐに定員に達してしまう可能性があります。しかし、「どこの球場でもかまわない」という人なら、開幕後でも求人を見つけることができるでしょう。

ビール売り子の経験者にインタビュー！やりがい・きつい面は何？

球場の華ともいえるビールの売り子。でも、実際のところどうなんでしょう？

Career Grooveでは、ビール売り子の実態を探るべく売り子経験者4名にインタビューをしました。

――仕事のやりがいは？

A：買ってもらえるとうれしいし、お客さんと話すのが楽しいです。シフトが多いと顔なじみのお客さんができて人脈が広がります。また、野球好きな人にとっては “間近で選手が見られる” という点も、この仕事のメリットだと思います。

B：「がんばって」や「また来てね」など、お客さんにうれしい言葉をかけてもらえることです。

C：お客さんが顔を覚えてくれて買ってくれるのがやりがいです。がんばった分だけお給料が増えることもやる気につながります。

D：お客さんから「がんばってるね」と褒められると、本当にうれしいです！この仕事を通してコミュニケーション能力が高められた気がします。

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――やってみて大変なことは？

A：私は屋根がない球場で働いていたので、デーゲームは日焼けをするし、暑くてとても汗をかきます。、また、背負うタイプの樽ではなく、缶を積んだケースを前で持つタイプだったので足元が見えなくて怖かったです。給料はビール1本20円、おつまみ1つ30円の歩合制で、150本とか200本とか一定以上の本数を売るとボーナスが入る仕組みでした。といっても、正直人気のある売り子じゃないとそんなに稼げません。

B：ビール樽が15kgもあって重いのに、素早く移動しないといけないことです。給料が歩合制で、時間内に売り上げた分しか給料にならないのも大変だと思いました。

D：売り上げた杯数を毎回みんなの前で発表されるので、いつも不安と緊張でいっぱいになります。私の働いているところは日給（3時間）2,000円＋歩合制（ビール1杯毎に34円）なので、売れる日と売れない日の給料の差が激しかったです。見た目は華やかだれど、競争世界な一面が大変だと思いました。