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バイト&社員は “ファミリー”! 圧倒的コスパを生む「一休」スタッフの帰属意識

株式会社一休 一休
株式会社一休

[代表取締役]金子 武範(かねこ・たけのり)
[創業]1997年1月(株式化)
[本社所在地]〒189-0013 東京都東村山市栄町2-29-6
[アクセス]西武新宿線 久米川駅から徒歩3分

「居酒屋一休」「焼鳥一休」を運営。1975年10月7日、高円寺に「居酒屋一休」を初出店し、2017年12月現在では東京を中心に「居酒屋一休」を31店、「焼鳥一休」を11店展開する。「一休メンバーズ割引」や競りイベントなどを実施し、“東京で一番旨くて安い店” を目指して奮闘中。

一休 所沢店(取材場所)
[店舗所在地]埼玉県所沢市日吉町10-21 リ・クリエ所沢A館4階
[アクセス]西武新宿線 / 西武池袋線 所沢駅から徒歩2分

※内容はすべて取材当時のものとなります。

今回の現場レポートは “東京で一番旨くて安い店” でおなじみの「一休」!

会員であればビールが190円(税抜き)、さらに “一休デー” といった特定の日にはドリンク&おつまみが半額になるなど、圧倒的なコスパのよさで学生やサラリーマンからの人気を集めている居酒屋です。

そんな一休のバイト現場は、いったいどのようになっているのでしょうか?

・時給はどれくらい? 薄利多売だから忙しさのわりに少ないんじゃ……
・居酒屋は体力的にキツいイメージがあるけど実際は?
・料理したことないけど大丈夫?
・どんな人が働いているの? 社風や雰囲気は?

気になる給与から働く環境・社風まで、Career Groove編集部は矢継ぎ早に質問。
一休とともに10年以上歩んできた本社社員である藤本さん・永瀬さんのお2人にお答えいただきました!

努力の分だけ給料アップ! スタッフを大切にする「一休」のバイト事情

[写真左]藤本 圭一(ふじもと・けいいち)さん
 総務部 人事広報企画開発 担当部長。旧久米川店の副店長・店長・エリアマネージャーを経験し、現在は本社勤務。
[写真右]永瀬 愛(ながせ・あい)さん
 総務部 人事・秘書・管理室。藤本さんが旧久米川店で副店長をしていた時にアルバイトとして勤務。同僚だった一休の社員と結婚し、現在は1児の母。
(以下敬称略)


「一休」のバイトはこちら!

――「一休」で働くアルバイトさんの業務やシフトについて教えてください!

藤本 一休のアルバイトには、ホールスタッフキッチンスタッフがいます。
働く時間帯や給与は店によって変わりますが、シフトは基本的に自己申告制。
都合のよい時だけ働くことができます。

アルバイトですと、夕方の17:00ごろからシフトに入る方が多いですね。
高校生と大学生が中心ですが、フリーターさんや主婦の方、Wワークという形で19:00から働く会社員の方も。
年齢層も幅広く、なかには50代の方がいますよ。

――アルバイトさんの男女比はどうなっていますか?

永瀬 ほぼ半々といっていいかと思います。
2017年11月の時点で男性が380人、女性が310人ほどですね。

――居酒屋はパワフルなイメージなので男性が多いかと思いました! バイト未経験でも問題ありませんか?

藤本 はい、まったく問題ありません。
研修期間として定めているのは10日間ですが、慣れるまではほぼマンツーマンで教えるようにしています。
放置プレイをするようなことはないですから、ご安心を!

――採用後、希望するポジション(ホール/キッチン)に就くことはできるのでしょうか?

藤本 はい、応募者の意向を最大限に尊重しています。

――たくさんのメニューがありますが、キッチン希望でも料理経験がないと難しいでしょうか?

藤本 いえいえ、そんなことはないですよ!
メニューはできあいでなくほぼ手づくり。料理の簡単な知識や技術をイチから身につけることができます

それまで料理をしたことがない、包丁を持ったこともないという人でも、1年も経てば「トトトトトンッ」と見事な包丁さばきになっていますよ(笑)。

取材日にキッチンで作業していたバイトスタッフの根岸翔太(ねぎし・しょうた)さん。鮮やかな包丁さばきで、万能ネギをあっという間に刻んでいきます。

永瀬 経験の有無や仕事ができる・できないよりも、本人にやる気があるかどうかですね!

――居酒屋バイトは体力的にキツいイメージがありますが、平均の勤続年数はどのくらいですか?

藤本 暇なバイトではないので確かに体力は必要ですね。
ウチの場合、長い方だと10~15年近く働いてくださっている方がいます。
学生さんでも、大学1年から卒業まで働いてくれる人は多いですよ!

永瀬 最近では、卒業してそのまま弊社に就職してくれる人も増えましたね。
特にここ2年で、すでに10人ほどバイトから社員になりました。
お店を出したくて独立した人もいるんです。

――それはすごいですね! 独立支援制度があるんですか?

藤本 はい、過去に制度を利用して出店したケースが数例あります。
資金のサポートはもちろん、食品の仕入れルートも提供しますので、将来飲食業をやってみたい方、お店を持つのが夢だという方はご相談ください。

――気になる給与面ですが……圧倒的なコスパのよさがスタッフの時給に響いていないか心配になります。

藤本 店舗によって違いはありますが、時給はおよそ1,100円からスタートしています。
昇給のタイミングは年に2回ありますが、細かな評価基準は設けていません。
一人一人の働きぶりやシフトへの貢献度を見て判断していますね

例えば店が混みあう金曜や土曜、また “一休デー” のような忙しい日。
クリスマスなどの繁忙シーズン、別店舗のヘルプに出てもらえた場合も評価がプラスになります。
要は、やる気次第ですね。

永瀬 店長によって運営方針が異なるのが「一休」。
別のお店にヘルプで行くと、改めて自分の職場を振り返って働き方を見直す機会になるようです。
そこでお友達ができることも、楽しみのひとつになっているみたいですよ!

――求める人材像や、面接の時に見ているポイントを教えてください。

藤本 やはり接客業ですので、人と接することが好きで元気な方にお願いしたいですね。
面接はどうしても緊張してしまうものですが、それでもハキハキと挨拶や自己紹介をしてもらえると「この子は慣れたら大丈夫だな」と思えます。

永瀬 あとは飲食店ですし、清潔感が大事でしょうかね。
頭がボサボサだったりシワシワの服を着ていたりすると、ちょっと難しいかなと思ってしまいますね……。

また、あまりに太りすぎている人もこの職場は向いていないかなと思います。
キッチンが狭い店もあって、仕事に支障が出てしまいますので。
でも自分が他人からどのように見られているか、第一印象を気にかけていれば大丈夫です!

藤本 僕は履歴書をチェックしています。
汚していたり、書き直していたり、読みにくい字を書いている方は、面接の前から印象が決まってしまいます。
読みやすく、丁寧な履歴書を心がけてくださればと思います。

★「一休」のバイトをさがす★

運動会から旅行まで! バイトスタッフと社員の絆を深める「一休」の社内イベント

藤本さんのオススメメニューはズバリ “もつ鍋”。「通年食べられる人気メニューです。牛もつはもちろん、秘伝のタレは絶品! どのお店にも負けない味だと思っています。ぜひご注文ください!」

――同業他社と比べて、一休で働くメリットを挙げるとしたら何でしょう?

藤本 とにかく楽しいし、居心地がいいことですね。
一休はメニューを格安で提供していることもあって、回転重視。
ほかの居酒屋さんと比べて、正直忙しいと思います。
でもそのぶん働きやすく、楽しんで仕事をしてもらえるような環境づくりをしています。

当たり前のことですが、バイトも社員もしっかりとお休みを取れます。
最近は居酒屋業界にブラックなイメージを抱く方もいらっしゃいますが、ウチではそんなことありませんよ。

また社員とアルバイトのスタッフみんなが楽しんでもらえるような社内イベントを用意しているんです。

――具体的にはどんなイベントを開いているのですか?

藤本 例えば全店舗から選抜されたアルバイトのなかから「優秀アルバイト」を決めるイベントがあります。
選ばれたスタッフはごほうびとして、社長と一緒に旅行に行けるんですよ!
去年は2泊3日で北海道へ行きました。

また毎年夏になると、貸し切りバス15台で新潟まで行き、運動会を開催しています
家族も参加できるので、ふだん一緒に過ごす時間が少ないスタッフにとっては貴重な時間みたいですね。
もちろん経費は “会社持ち” です!

――すごい規模ですね! バイトさんを含めて遠出するとは、なかなかないですよね。

藤本 とにかく “遊び” が大好きな会社なんですよね。
社員旅行もあって、海外へ行くこともあります。
スケジューリングが大変ですけどね(笑)。

永瀬 もちろん普段から仲間と飲んだり、食事したりすることもたくさんあります。
バイトさん同士の仲は、昔からすごくいいですね。

藤本 僕も現場時代は、よくアルバイトの子と飲みに行ってました。
学校の話とか、恋バナとか……場所はもちろん「一休」ですけど(笑)。

一休 所沢店の “看板娘” こと、奥山祐香(おくやま・ゆか)さん。藤本さん・永瀬さんと談笑しあって取材の場を和やかにしてくれただけでなく、同僚スタッフに的確なツッコミを入れ、店の雰囲気を明るくしていました。

永瀬 学生アルバイトさんのなかには、地方から上京して間もない子もいます。
一休が彼らにとって居場所になればいいなと思っています。

――社員の方とバイトの皆さん、距離がとても近いのですね!

藤本 我々は働くスタッフを “一休ファミリー” と呼んでいます。
文字通り、バイトと社員で “家族” のような関係を築いていきたいと思っているんです。

ウチの忘年会は、バイトさん含めて1,000人くらい集まって盛り上がるんですよ。
会社が大きくなるとスタッフ同士の結びつきが弱くなってイベントも減っていきがちですが、弊社はこういった文化を無くすまいと考えているんです。

タテ社会すぎず、ヨコやナナメの関係がゆるく結びついている社風は、同業他社にはあまり見られないのではないでしょうか。

永瀬 特にノリのいい方であれば、すぐになじめてしまいますね。
たくさんの人と接しますので、出会いもたくさんありますよ。
何を隠そう、私も一休で働いていた人と結婚しましたしね(笑)。

「一休」のバイトはこちら!

学校では出会えないような仲間に恵まれる! 「一休」のバイトでヒューマンスキルに差をつけよう

永瀬さんのオススメメニューは、女性や若者に大人気の “タワーofパンケーキ”。「お客様の前で、最大15cmまでソフトクリームを乗せています。盛り上がること間違いナシです!」

――藤本さんや永瀬さんは、なぜ一休に入社されたのですか?

藤本 もともと料理人を目指して19歳から働いていたんですが、紆余曲折あって飲食業から離れていました。
けれど「やっぱりもう一度やってみたい」と思い、縁あって入社しました。

移転する前の久米川店に、はじめはアルバイトのつもりで面接に行ったんです。
でも「社員採用もしている」とお聞きして、その場でお願いして社員として採用していただきました。

仕事は大変でしたけど、当時僕の面倒を見てくれた店長がとてもおもしろい方で、楽しくやれましたね。
その方について僕も副店長、そして店長と昇格していきました。
当時はまだ25、6歳。社内で一番若い店長だったかと思います。

永瀬 私は、藤本が副店長をしていた時の久米川店にアルバイトとして入社しました。
始めた特別な理由というものはなくて…… “なんとなく” です(笑)。

別の場所で就職するつもりでしたが、「ここでやってみないか」とお声がけいただいて。
それがきっかけで社員になりました。
店舗運営の経験はありませんが、社員になってからも毎日のようにお店へヘルプに行きましたね。

藤本 会社も成長期で、本社の社員もほとんどいない時代でしたからね。
僕らを含め、当時のアルバイトはほぼ社員になりました。
一度辞めても、また戻ってくる人も多かったです(笑)。

――居心地がよかったんですね! 藤本さんは店長時代、アルバイトさんとどのように接していましたか?

藤本 店長である自分から積極的に声をかけるように心がけていました。
当時は「人見知りを直したい」「接客は初めてだけど挑戦したい」という動機で応募してくる学生さんが多くて。
店長の僕と会話ができないとお客様とも話せないでしょうから、練習台として(笑)。
そのうえで、できるだけ彼らと目線を合わせ、何でも話し合える関係性を築こうとしていました

一休 所沢店の “塩顔男子” 代表・宗像大成(むなかた・たいせい)さん。オーダーが入ってからの動作があまりに素早く、ドリンクづくりの様子を撮影しそびれてしまいました(笑)。

――なるほど。ちなみに現在、女性の店長さんもいらっしゃるのですか?

藤本 残念ながらまだいませんが、副店長であれば現在2人が在籍しています。
そのうち1人は子育てしながら勤務していますね。

永瀬 私の経験を活かして、女性が働きやすい仕組みを整えていきたいと思っています。

――ありがとうございました。それでは最後にメッセージをお願いします!

永瀬 一休は個性的なスタッフが多く、ふだん学校では出会えないような仲間にきっと恵まれますよ!
お友だちが欲しい方、社会勉強をしてクラスメートと一歩差をつけたい方には本当にオススメの環境。
みんなが交流できる場をたくさん用意してお待ちしています♪

――個性的な出会いが、社会人に必要不可欠なヒューマンスキルを上げてくれそうですね!

藤本 そうですね。
バイトが初めての方はもちろん、楽しく飲食の仕事をしたい方、将来お店を出したい方も成長できる環境です。
「一休」でのバイトを、ぜひ積極的にご検討ください!

「一休」のバイトはこちら!

<株式会社一休>
本社
[所在地]東京都東村山市栄町2-29-6
[アクセス]西武新宿線 久米川駅より徒歩3分

一休 所沢店(取材場所)
[所在地]埼玉県所沢市日吉町10-21 リ・クリエ所沢A館4階
[アクセス]西武新宿線 / 西武池袋線 所沢駅から徒歩2分


面接会場はご応募のうえ、ご確認ください。

取材・文・写真 / 真田明日美

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